
~中間と期末の狭間~
全員の中間が終わったと思えば、すぐに期末テストですね。
まだまだ期末期間には入っていませんが、教室ではどことなく緊張感が漂っている気がします。
先日、このクラスでも他のクラスでも生徒にこのような話をしました。
もし私が成績をつける場合、基本はテストの点数でつける。(当たり前っ)
関心・意欲・態度のような、点数化し辛い所は、提出物の内容や普段の様子を加味する。
もう一度。“普段の様子”を加味する。(ざっくり言えば印象点)
でも先生の偏見はなるべく入らないようにしたい。だから、提出物はしっかり見る。
どうやったら良い内申取れると思う?・・・といったお話。
明確な基準が決まっていれば成績をつけるのも楽ですが、実は現場はそうなっていない。
知り合いの公立中学の先生がポロっと話していたけれど、成績は“印象”でも上下します。
印象だけで内申4を5にする事はほとんどない。というのも、テストや提出物があるから。
そちらがしっかりしていれば、5の子はよっぽどの事がなければ5をとれるし、4の子は明確な原因があっての4になる。
しかし、3と4のボーダーライン上にいて、印象の薄い子がいた場合。。。(限定的ですが。)
印象が薄ければ、関心・意欲・態度の評価をBにする事も珍しくない。(知り合いの公立中学の先生談)
その評価がBになるかAになるかで結果が変わる事もある。
良い印象があれば、Aになる可能性も十分あり、その結果内申の数値が変わるのです。
さて、成績が3で悩んでいる諸君、授業でニコニコしていますか?手は挙げていますか?周りに教えてあげるくらいのつもりで答えていますか?
全てをやれなくてもいい。自分の出来る所をやってみてください。
さて、中3はあと1週間で期末テスト期間です。内申を左右する大一番。
理系の授業では、しばらく期末を意識した内容にする予定です。
といっても、入試演習が期末の範囲である単元と重なっている、というだけの話ですが。
期末が終われば・・・。公立上位コースの生徒はちゃんと分かっているかな?
授業でも話しましたが、期末が終ったら数学の苦手単元の克服演習をしたのちに、理科の比重を大きくしていきます。
神奈川の理科は一筋縄ではありませんからね!知識を固めるだけではなく解き方・考え方のコツを掴んでいきましょう。その為に、まずは問題演習あるのみ。
そういえば、11月は所属によって異なりますが生徒会や部活動などの区切りでもありますね。
期末明けからの、完全受験勉強モードが楽しみです。
・・・あ、最後の言葉も授業で話していました。